お役立ち情報

荷物用エレベーターとは荷物の輸送を目的とするエレベーターのことです。
そのため、人の乗り込みは、荷物の取り扱い作業員やエレベーターの操作員に限定して利用することを想定して設計されています。
荷物の搬出入やエレベーター操作のために人が出入りするので、安全面に配慮し、センサーによるドアの安全装置が設けられています。
扱う荷物の重さや使い方に応じて、適切な積載能力を持つ機種を選定する必要があります。

適切な機種とは

物流倉庫、工場、運送施設などでの荷物の移動や管理作業を効率化するために設置されていることが多いです。
フォークリフトを使用しエレベーターに荷物を搬出入する場合、かご床に前輪が乗り込むことが予想されます。
その場合、フォークリフトの自重を支えることができる積載量でなければいけません。
荷物の搬出入にフォークリフトを使用するかどうかは、機種を選定する上で重要なポイントです。

フォークリフトを使用しない場合でも、荷物を載せるパレットの重量を考慮して適切な機種を選定することが重要です。

荷物用に特化した機能

ドアは横開きと上開きがあります。
横開きは上開きより比較的開閉時間が早く、上開きは横開きよりも出入口幅を確保しやすくなっています。

乗場に送りボタンが設置されている機種であれば、エレベーター操作員が同乗していなくても目的階まで輸送することができます。
また、リモコン操作でエレベーターを呼ぶことができるオプションもあります。

荷物用エレベーターは、荷物の移動と管理に特化しており、作業従事者が快適に使用できるさまざまな機能を備えています。