お役立ち情報

寝台用エレベーターとは


寝台用エレベーターとは、寝台や担架に寝たままの人を輸送するために設計されたエレベーターのことです。
そのため、奥行きの広さと安定した動作を特徴としています。
主な設置場所は、入院設備のある病院、高齢者の養護施設などです。

入院設備のある病院では、手術後の患者を病室へ移送する際、寝台用エレベーターを活用することで、患者が安静を保ったまま、異なる階の病室へ安全かつスムーズに移動させることが可能です。

高齢者が生活をする養護施設では、急に体調不良になった場合、車いすでの移動も困難になることが予測されます。
そのような事態に備え、寝台用エレベーターを設置しておくことで、体調のすぐれない高齢者を寝たまま安全に移動させることが可能となり、施設スタッフの負担も軽減されます。

このように、寝台用エレベーターは医療や福祉の現場で不可欠な設備であり、患者の安全で快適な移動を支える重要な役割を果たしています。